「台湾行きの旅行を検討していたらLCCのタイガーエアが安いみたい。でも、どんな航空会社なの?」
「評判や座席の広さ、サービスが気になる・・」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
実はタイガーエアは機内食やサービス面で非常に人気の高い航空会社なんです!
実際に日本〜台湾の区間で多くの観光客に利用されています。今回はそんなタイガーエアについてご紹介します!
タイガーエアの基本情報
タイガーエアは2013年にシンガポール航空の傘下として設立された格安航空会社です。
翌年2014年には日本ーシンガポール間で就航し、現在に到るまで多くの日本人観光客に利用されています。
2017年には「スクート航空」と合併、現在はチャイナエアラインの傘下としてより便利で快適な航空会社を目指し運行しています。
黄色と黒でペイントされた虎柄は「タイガーエア」ならでは!
タイガーエアの就航便は?
羽田、成田をはじめ、旭川、函館、大阪、小松、名古屋、那覇、岡山、仙台、と各都市から台湾行きの便が就航しています。
台湾を経由しての「バンコク(タイ)」や「マカオ」行きの飛行機もあるので、最近では旅行会社の格安ツアーに経由便として利用されることも多いですね!そのコストパフォーマンスの良さから、若者を中心に利用客数を増やしています。
一般的には成田発の方が就航便の数が多く「安価で出発できる」というイメージが強いですが、羽田発でお得に台湾へ出発したいという方にはオススメの航空会社です。
タイガーエアの評判は?
それでは実際にタイガーエアを利用した方々の反応はどうなのでしょうか。
全体的に良い評判が多く、多くのユーザーから高評価されている航空会社です。
タイガーエアの良い口コミ
SNS上の反応をまとめてみましたのでご参考にしてみて下さい!
- 持ち込み荷物が10キロまでok
- 地上係員、CAさん共に接客対応が良い
- 料金が安く旅行費を抑えるには最高のコストパフォーマンス
- 機内食が美味しい
スタッフさんの対応や機内食といった点が評価されています。
「格安航空会社=対応が悪い、サービスの質が低い」と認識している人は未だに多いのでは無いでしょうか。
しかしタイガーエアはそういったイメージを払拭してくれる航空会社かもしれません。
機内での質問や希望にも丁寧に対応してくれるホスピタリティの高さに「初めて格安航空会社を使ったけどとても良いサービスだった」と感じる方が多く、高評価の口コミが多く寄せられています。
タイガーエアの悪い口コミ(仮定)
- テレビモニター、音楽サービスなどが無い
- 中国系の利用者が多く、機内が騒がしいことが多い
格安航空会社として避けて通れない部分がほとんどですので、タイガーエア自体に対する悪い評判はあまり見受けられません。
テレビモニターや音楽サービスといった、いわゆるエンターテイメントのコストをカットすることによって格安航空会社はコストを抑えた運行を可能にしています。
ですので、ここは仕方のないところだと妥協する必要があるかもしれません。
タイガーエアのsns上での評判
タイガーエア台湾のCSの対応が素晴らしい!
— あやや (@222ayAya222) 2018年6月6日
タイガーエア台湾の座席指定はタイガーエア台湾の日本支社に電話かけて、搭乗日伝えて予約するんのだけど、手際が良すぎて2分で完了
感動の速さ
— tks@指原的有終乃美謝謝 (@ua8894274) 2017年9月21日
やはり上記のような高評価が多いようです。その他ネット上にはこういった意見もありました。
- とにかくコストパフォーマンスが良かったのでまた利用したい
- 座席は狭いけど、台湾行きの数時間なのでそんなに気にならなかった
- 機内食が美味しかったので事前に予約していて正解だった
- CAのお兄さんお姉さんがイケメン&美女ばかりだった
格安航空会社のネックとして挙げられる意見として「座席が狭い」というのが多いですが、タイガーエア台湾行きを利用する場合はフライト時間もさほど長くないので、そこまで気にならないという声が多く寄せられています。
また、高評価の利用として「スタッフの対応」が度々挙げられています。
海外の格安航空会社ということであまり良い印象の無い一方で、その先入観を払拭してくれるほどの高いホスピタリティが評価されているようですね。
他社のLCCとサービスなどの違いは?
シートピッチ | 機内持ち込み荷物 | チェックイン締切時間(国際線) | 機内食 | |
タイガーエア | 約29インチ | 2つ(10キロ以内) | 45分前 | 有料 |
ピーチ | 約29インチ | 2つ(10キロ以内) | 50分前 | 有料 |
バニラエア | 約29インチ | 2つ(7キロ以内) | 50分前 | 有料 |
今回は台北行きの就航がある航空会社と比較しました。
座席の広さを示す「シートピッチ」「機内食は有料」という点についてはどこの航空会社も同様の条件です。
徹底している部分として「チェックイン時間」が挙げられますが、他の航空会社に比べるとわずか5分の差ではあるものの、タイガーエアは締め切り時間が遅く設定されていることが分かります。
タイガーエア利用時の注意点
とにかくチェックイン時間に気をつけましょう!
タイガーエアは出発時刻の2.5時間前にご搭乗手続きおよび手荷物のお預け手続きが始まります。
そして搭乗締め切りは出発時刻の45分前までとなります。この時間を1分でも過ぎてしまうと、もう予約したフライトに登場することは出来ません。
LCCはどこの航空会社でも時間にはかなりシビアですので、時間に余裕を持って空港へ向かいましょう。
タイガーエアの機内食は?
タイガーエアは「機内食なのに本格的なご飯が食べられる」と好評です。
引用:タイガーエア 公式HP
海鮮焼きビーフン、鶏肉のネギソースかけご飯、サンドイッチやクロワッサンサンドなど、台湾料理をはじめとした美味な品が楽しめます!
機内食は約1000円~、もちろんアルコールやソフトドリンクも楽しめます!
タイガーエアの座席は?
タイガーエアには指定できる座席の種類が3つあります。
一番広い座席「tigercomfort」
tigercomfort1・12・13列目の座席です。他のシートに比べて足元が広くなっており、ゆったり座ることができます。
座席指定代金が必要(650台湾ドル)ですが、その分解的なフライトになることは間違いありません。
「LCCでコストを抑えたいけど、できるだけゆとりのある席を利用したい」という方は迷いなくこの席を選択しましょう。
また、12、13列目の座席は非常口側になる為、利用時にはいくつかの注意事項があります。
- 避難経路確保のため、リクライニングの利用が不可能
- 緊急避難時には、15キロ(約33ポンド)ある脱出ハッチをお客様自身で開ける必要あり。その為、体格の良い15歲以上で中国語と英語での出口案内やその他の指示が理解できる人
- 妊娠中、小さなお子様連れ、お手伝いが必要な方、15歳以下および65歳以上の方は、利用不可。
シート数が少ないので満席になってしまうケースも少なくありません。早めの予約、指定が必須です!
速やかに乗降が可能な座席「tigerquicker」
tigerquickerは2~4列目の座席です。
搭乗口から近いのが特徴で、搭乗時には速やかにご着席可能、またご到着時には速やかにご降機することができます。
こちらも座席指定代金(350台湾ドル)を支払っての利用となります。
やはりシート数が少ないのでご希望の場合には早めの予約、指定をオススメします。
最も設定が多い座席「tigerbuddy」
tigerbuddyはポピュラーな一般座席です。
格安航空会社の座席としては一般的な広さになっていますが、やはりANAやJALに比べると若干ピッチは狭く、利用者の身長、体の大きさによっては窮屈感はあるかもしれません。
基本的には座席指定を希望しなければこちらのシートになりますが、窓側/通路側を指定したり同行者と並び席を希望する場合には座席指定代金(190台湾ドル)が必要です。
タイガーエアの荷物ルールは?
格安航空会社を利用する際にはできるだけ荷物を少なくコンパクトに収めるのがポイントです。
事前にタイガーエアの荷物ルールを確認してから荷造りをしましょう。
機内持ち込み手荷物
体積が54cm x 38cm x 23cm未満の大きさ、且つ合計重量が10キロを超えない範囲で2つまで持ち込むことが可能です。
この範囲をオーバーする場合は預けに荷物として事前に預け入れる必要があるので事前の確認をしっかり行いましょう!
預け荷物
受託手荷物1つにつき30キロ以内。
受託手荷物の外周、幅、高さの合計が203センチ以内であれば預け荷物とすることが可能です。
割れ物や、腐敗しやすいもの、危険物が含まれていると預けた後にアナウンスで呼び出しが入り、中身を整理しなければいけません。荷造りの段階でしっかりと受託手荷物内を確認してください。
梱包が不完全だと大切な荷物が損壊、紛失してしまう恐れもあります。
荷物運搬時にキャリーケースが投げられるなんてことも海外ではよくある話ですので、海外旅行保険に入った上で貴重品の取り扱いには十分注意しましょう。
タイガーエアの手数料
タイガーエア利用時の各種手数料はこちらです。
座席指定代金
シート名/受付 | シート詳細 | ホームページ受付 | カスタマーセンター受付 | 空港カウンター受付 |
tigercomfort | ゆったりシート | 650台湾ドル | 750台湾ドル | 750台湾ドル |
tigerquicker | スムーズな乗降 | 350台湾ドル | 400台湾ドル | 400台湾ドル |
tigerbuddy | 通常シート | 190台湾ドル | 240台湾ドル | 240台湾ドル |
預け荷物代金
重量/受付 | ホームページ受付 | 「予約の管理」受付 | カスタマーセンター受付 |
15KG | 750台湾ドル | 900台湾ドル | 1100台湾ドル |
20KG | 850台湾ドル | 1050台湾ドル | 1250台湾ドル |
25KG | 1050台湾ドル | 1350台湾ドル | 1550台湾ドル |
30KG | 1350台湾ドル | 1650台湾ドル | 1850台湾ドル |
35KG | 1650台湾ドル | 1950台湾ドル | 2200台湾ドル |
40KG | 2000台湾ドル | 2400台湾ドル | 2600台湾ドル |
45KG | – | 3000台湾ドル | 3200台湾ドル |
50KG | – | 3900台湾ドル | 4100台湾ドル |
55KG | – | 4900台湾ドル | 5100台湾ドル |
60KG | – | 6000台湾ドル | 6200台湾ドル |
・当日の預け荷物は15KGまで・・・1500台湾ドル
・超過荷物は1KGにつき・・・700台湾ドル
タイガーエアのまとめ
タイガーエアはスタッフの接客、機内食といった部分で高い評価を得ている航空会社です。
シートは手狭で機内エンターテイメント設備なし、といった基本的な部分については他の格安航空会社と大差はありませんが、フライトにホスピタリティを求める方はぜひタイガーエアをご利用してみてはいかがでしょうか?
頻繁に利用される方はtigerclub会員になることでポイントを貯め、航空券をディスカウントすることも可能です。
他の格安航空会社同様に定期的にセールを行なっているので、気になる方はぜひタイガーエアホームページをチェックしてみて下さい。