昨今、規制が厳しくなっているのが、航空機の手荷物と預け荷物に関する内容と、その重量です。
特にLCCは安い料金で利用できる分、手荷物に関しては、大手航空会社よりも厳しい所があります。
では、スカイマークの手荷物の機内持ち込みや預け荷物に関する規定はどうなっているのでしょうか。
スカイマーク「手荷物」を機内に持ち込むときのルール
手荷物の機内持ち込みには制限があります。
手荷物の大きさと重量、個数
機内に持ち込める荷物は、身の回り品(ハンドバッグなど)のほか、手荷物1個までです。
機内持ち込みのルールでは、手荷物の大きさは55x40x25cmで、3辺の合計が115cmまでのもの、重量は10kgまでとなってます。
空港で重量検査をされる事は無いとは思いますが、気になる方は、事前に体重計などを使ってチェックしておくとよいでしょう。
また危険物の対象となるものが1つでも手荷物に入っている場合は、大きさや重量が規定内であっても、機内に持ち込むことができません。
機内に持ち込めない物(危険物)は事前に預ける
例えば刃物類などをお持ちの方は、あらかじめ、その荷物を預けましょう。
もし、ぎりぎりの時間に空港に行かれた場合、機内に持ち込もうと思っていた荷物を持ち込めず、時間切れで、預け荷物にさえできなくなってしまうという事が起こります。
機内持ち込みに関しては、前もって、機内に持ち込めない物を確認しておきましょう。
スカイマークの「手荷物」機内持ち込み、飲み物・液体関係、瓶、パソコン、刃物類は?
以下の4つについて詳しく見ていきましょう。
- 飲み物・液体関係
- スプレー類
- 刃物類
- 電子機器
- ベビーカー
1.飲み物・液体関係
スカイマークは国内線の運航になるので、液体関係では、そんなに厳しい制限はありません。
500mlペットボトルくらいであれば、問題なく機内に持ち込み可能ですが、栓が開いていない方が液体チェックを受けなくて良いので、できる限り栓を開けずに手荷物検査を受ける事をお勧めします。
スカイマークは、ペットボトルは気圧の関係で爆発のおそれがあるということで、手荷物として機内に持ち込むよう推奨しています。
ガラス製品や瓶などの壊れやすい物、水漏れしやすい物は、預けずに機内へ持込んでください。化粧水も、もちろん持ち込み可能です。
アルコール飲料に関しては、アルコール度数70%以下のものであれば持ち込みが可能で、アルコール度数が24%超え70%以下のものは1人5リットルまでとなっています。
2.スプレー類
スプレー類は、
- 化粧品類(整髪、制汗スプレーなど)
- 医薬品類(殺菌、消毒、冷却スプレーなど)
であれば、1容器あたり0.5L/0.5kg、1人あたり2L/2kgまでが持ち込み可能です。
以下のタイプのスプレー類は持ち込むことも預けることも禁止されています。
- 日用品類(潤滑油、塗料、ニス、防塵用スプレーなど)
- スポーツ用品類(スキー・スノーボード用ワックス、メンテナンス用スプレーなど)
3.刃物類
ハサミやナイフなどの刃物類は一切のものが、機内に持ち込みができないので、もし、持っていかれるという方は、預け荷物に入れて持っていきましょう。
その他、工具、バット、ゴルフクラブなど凶器と判断されるものも同様です。
ちなみにアイススケートの靴も刃がついているため、持ち込みはできないのでご注意ください。
4.電子機器
パソコンや携帯電話などの電子機器は機内に持ち込めますが、それを機内で使用する事は禁止となっているので、きちんと電源を落としてから搭乗するようにしましょう。
5.ベビーカー
小さいお子さんがいる方はベビーカーをお持ちだと思いますが、これは手荷物にはできません。
空港のカウンターで預け荷物にしなければいけませんが、無料ですし、その際に空港でカートを貸してくれますので、お子さんをずっと抱っこしている必要は(首が座っていれば)ありません。
機内持ち込み手荷物の収納法
スカイマークはHPで、機内で快適に過ごすための荷物の収納方法を紹介していました。
機内で快適に過ごすためには、手荷物は座席の上の棚または前の座席の下にいれると良いでしょう。
非常口座席の場合は、全てのお手荷物を座席の上の棚にいれることになります。前の座席の下にお入れすることはできませんし、足元や膝の上には置けません。
スカイマークの手荷物の重量は10kg以内と、わりと多くいけるということが分かりました。
7kgくらいまでの航空会社もあるので、超過料金を払って預け荷物にしたくないという人には有難いですよね。
ただし、上記のように、持ち込む事のできない物もいくつかありますから、注意しなければいけません。
スカイマークの【預け荷物】のルールや預け時間は?
スカイマークの預け荷物に関する規定です。
スカイマークの預け荷物の個数・重量・サイズ・
A:個数制限なしQ:無料で預けられる重さは?
A:20kgまで無料Q:無料で預けられるサイズは?
A:容積が1個につき50cm×60cm×120cmまで
それ以上の重量、大きさは超過料金が必要です。
預け荷物の個数に制限はありませんが、重量に関しては、すべての預け荷物の総重量で判断されます。
預けられる重量の制限は100kgまでで、20kgまで無料で、それより上は重量超過10kgごとに1,000円の超過手荷物料金がかかります。
スキー板やサーフボード等の長尺物は、280cmまで有料(1組1,000円)で預けられます。
特定品目・ペット
特定品目6品目
荷物の中に特定品目が6品目あります。
これは上記の料金とは課金が別の扱いなので注意!
スキー類 | 1組1000円 |
スノーボード類 | 1個1000円 |
サーフボード類 | 1個1000円 |
ゴルフバック | 1個1000円 |
自転車(折りたたみ式) | 1台1500円 |
自転車(上記以外) | 1台2000円 |
特別対応物 | 2000円 |
※体の不自由な方のご自身で使用される、車椅子は除きます。
ペット
ペットの機内持ち込みは禁止ですが、預け荷物として預けられます。
ペットの場合は重さとゲージで計算されます。
10kg以内は5000円、10kgからは1kg超過ごとに500円が課金されます。ペットケージが1,000円で貸し出されており、サイズが3種類あります。
- 小:31cm×47cm×25cm
- 中:42cm×53cm×40cm
- 大:51cm×69cm×48cm
●ペットに関する注意点
- ペットの機内持込は禁止。
- 預かり可能ペットは、飼いならされた子犬・子猫・小鳥等。
- 昆虫(カブトムシ、クワガタ、トンボ等)・金魚類(金魚、メダカ、小型カニ、カメ等)は、条件を満たせば機内持込が可能。
- 搭乗便出発の60分前にはカウンターで手続きが必要。
荷物の預け時間
預け荷物を預ける時間が決まってます。
スカイマークを利用する方は、搭乗便出発20分前には荷物を預けないといけません。
那覇空港利用の場合は25分前までです。
ドタバタ搭乗ギリギリに空港に…セーフ、間に合ったとはなりません。預け荷物がある場合は、荷物を預ける時間も考慮に入れて空港に向かいましょう。
https://by-j.com/japan/581/
まとめ
一番注意すべきは…手荷物の預け時間に制限があるということでしょう。
搭乗便出発20分前、そして那覇空港利用の場合は25分前まで。
無料で預けられるのは、重量が20kgまで、サイズは50cm×60cm×120cmの大きさまでが無料です。
今回スカイマークについて調べていて、個人的に驚いたのはペットOKということでした(笑)
格安航空会社には珍しいかもしれません。
ただ、スカイマーク利用の際は時間に余裕を持って空港に向かいましょう。
今は格安航空会社は本当に人気で、なかなか逢いに行けなかったあの人との距離も縮まってきたのではないでしょうか?
皆さんが素敵な旅を過ごせますように・・・