格安航空券を販売するピーチ。
- 申込みの後、急にスケジュールが変わった場合などにキャンセルはできる?
- 支払い後にキャンセルをした場合に返金・払い戻しははある?
- キャンセル料は?
- 予約変更について。
格安航空会社LCCを利用するときには必ず知っておきたい事ですね。
ここでは、ピーチのキャンセル時の対応をケース別に取り上げてみました。
ピーチをキャンセルするには?払い戻しはある?
運賃プランによるキャンセル料(取消手数料)の違い
以下の運賃プランによってキャンセル料が違います。
- シンプルピーチ
- バリューピーチ
- プライムピーチ
また、どの運賃プランでも現金による払い戻し・返金はなく、ピーチポイントとして返ってきます。
ピーチポイントは運賃やその他の各種支払いに利用できます。
シンプルピーチ
シンプルピーチは払い戻し、返金はないので、実質キャンセルできないのと一緒です。
バリューピーチ
バリューピーチのキャンセル料は1,080円です。
出発前の1時間前までにキャンセルをした場合に限り、運賃とキャンセル料の差額がピーチポイントで返ってきます。
プライムピーチ
キャンセル料は無料です。
出発前の1時間前までにキャンセルをした場合に限り、支払額は全額ピーチポイントで返ってきます。
コンビニ払いとクレジット払いの違い
チケット代の支払い方法が2つあります。
- コンビニ支払い
- クレジット払い
チケットの予約は、代金の支払いまで済ませて初めて予約完了になります。
よってコンビニ支払いだと、支払期限(予約から24時間以内)までに支払いをしないでいると自動的にキャンセルになります。
台風・欠航・遅延の場合は返金あり?
台風など悪天候が原因の場合
例外として【台風】など悪天候が原因の場合などは返金対応してくれます。
クレジット支払いの場合には、カード口座への払い戻し、またはピーチポイントでの対応を。
コンビニやインターネットバンキングでの支払いの場合には、銀行口座への返金かピーチポイントでの対応となります。
もちろん、変更手数料などはかからず、全額返金してくれます!
また払い戻し・返金以外の対応には、ピーチの他の便への振替があります。
ピーチ側の責任による欠航
補足として、ピーチ側の責任による欠航なども同様に返金対応となります。
格安航空会社を利用する場合の注意点は、気軽にキャンセルができないことにあるので、くれぐれも利用の際はお気を付けくださいね!
ピーチの予約変更について
予約変更手数料と運賃の差額を支払えば、予約の変更は可能です。
運賃プランによる違い
運賃プランが
- シンプルピーチ
- バリューピーチ
- プライムピーチ
の3つあり、運賃プランによって変更手数料も異なります。
予約の変更は予約便の出発時刻1時間前まで受付けており、インターネット、コンタクトセンター、空港カウンターでできます。
ただし、予約変更によって運賃プランが変わる場合は、インターネットではできず、コンタクトセンターか空港カウンターでの手続きになります。
またシンプルピーチの変更の場合は、変更先の便の出発日2日前の23:59までの予約となり、それ以降の予約変更はバリューピーチ、プライムピーチへの変更になります。
バリューピーチ・プライムピーチは変更手数料が無料(インターネット予約)
バリューピーチ・プライムピーチはもともと変更可能な運賃プランなので、インターネットでの予約変更であれば、手数料はかかりません。
コンタクトセンターや空港カウンターで変更する場合は、バリューピーチは¥1,080、プライムピーチは¥2,200の手数料がかかります。
シンプルピーチの予約変更手数料は¥3,300~がかかります。
また予約変更によって運賃が安くなる場合、差額の払い戻しはありません。
座席指定や受託手荷物の予約変更について
予約変更をする場合、変更前の座席指定や受託手荷物のオプション料金は払い戻しされません。
予約変更後に座席指定や受託手荷物のオプション料金がかかる場合は、新たに支払う必要があります。
まとめ
ピーチの予約のキャンセルは、どの運賃プランであっても現金による払い戻しはありません。
シンプルピーチは払い戻しがなく、実質キャンセルができないのと一緒です。
バリューピーチは1,100円のキャンセル料がかかり、運賃とキャンセル料の差額がピーチポイントで返ってきます。
プライムピーチはキャンセル料が無料で、全額ピーチポイントとして返ってきます。
台風などの悪天候またはピーチ側の責任による欠航の場合を除いては原則、払い戻し・返金は行っていない事をご紹介しました。
ピーチ側の責任によるキャンセルを受け付けていることなどを含めると、格安航空会社としてはレベルの高い補償と言えるのではないでしょうか?
しっかりとした計画やプランが必要になるという事ですね!