2012年に設立された春秋航空日本(スプリングジャパン)は、中国の格安航空会社「春秋航空」の出資による、日本のLCCです。
春秋航空日本は出資元の春秋航空のサービス内容とは違った、日本人向けのサービスを用意しており、チケット価格、快適性、スタッフの対応などの面で高い評価を得ています。
春秋航空日本の国内線や航空券の種類、手荷物制限、運賃や会社の特色、サービスについてご紹介します。
気になる機内販売の内容や座席の広さについても調べてみました。
春秋航空日本(スプリングジャパン)の国内線
春秋航空の国内線は次の4路線です。
- 東京(成田)-大阪(関西)
- 東京(成田)-札幌(新千歳)
- 東京(成田)-広島
- 東京(成田)-佐賀
東京(成田)~大阪(関西)
東京(成田)から大阪(関西)は1日1往復運航しています。
大阪(関西)14:15発~東京(成田)15:40着
最安値は3,470円~からです。
東京(成田)~札幌(新千歳)
東京(成田)~札幌(新千歳)は1日1往復運航しています。
札幌(新千歳)09:40発~東京(成田)11:15着
最安値は3,590円~らです。
東京(成田)-広島
東京(成田)から広島は1日2往復運航しています。
東京(成田)17:00発~広島18:40着
広島09:25発~東京(成田)10:55着
広島19:20発~東京(成田)20:50着
最安値は5,690円~からです。
東京(成田)~佐賀
東京(成田)から佐賀は1日2往復を毎日運航しています。
東京(成田)16:25発~佐賀18:40着
佐賀14:35発~東京(成田)16:20着
佐賀19:25発~東京(成田)21:10着
最安値は6,250円~からです。
成田空港における春秋航空日本のターミナル
春秋航空日本の出発・到着ターミナルはLCC専用の第3ターミナルです。
電車や車で成田空港へ行く場合は第2ターミナルから第3ターミナルへ移動します。
第2ターミナルからは、徒歩で約15分・無料連絡バス(直行)で約5分かかるので、時間に余裕をもって着くようにしましょう。
第3ターミナルは、コンビニ・本屋・薬局・お土産屋さんがありフードコートも充実しています。
春秋航空ーチケット(運賃)・荷物・座席・機内販売
春秋航空は鮮やかな緑色がブランドカラーで機体や制服に使われています。
現在、日本国内の路線はまだ少ないですが、今後の日中交流により、路線拡大が期待されます。
運賃タイプ「スプリングプラス」「スプリング」「ラッキースプリング」
「スプリングプラス」「スプリング」「ラッキースプリング」の3種類のタイプから選ぶことできます。
「スプリングプラス」は変更・払戻が可能で預入荷物20㎏まで無料で預けることができます。
「スプリング」は変更・払戻が可能で預入手荷物10㎏まで無料で預けることができます。
しかしどちらも変更、払い戻しの場合は手数料がかかるので注意が必要です。
「ラッキースプリング」が1番安い航空券で変更・払戻はできません。預入手荷物は有料となり、機内手荷物5㎏のみが無料です。
機内持ち込み手荷物
機内持ち込み手荷物は、身の回り品(ハンドバッグなど)1個の他に3辺が115㎝以内(56㎝×36㎝×23㎝)の大きさの荷物で、総計5㎏まで持ち込むことが可能です。
座席
座席の指定は有料となり、3種類の座席から選ぶことができます。
- コンフォートシート(1列目)
- レッグシート(2~3列目)
- スタンダードシート(5~15列目・18~33列目)
コンフォートシート(1列目)
機内で1番足物元が広く、乗り降りもスムーズです。インターネット予約1,000円・空港カウンター予約1,200円です。
レッグシート(2~3列目)
足元がややゆったりのシートです。(16・17列目)非常口に近く足元がゆったりのシートです。インターネット予約800円・空港カウンター予約1,000円です。
スタンダードシート(5~15列目・18~33列目)
低料金で座席指定が可能で、ご家族連れや団体でのご利用向けです。インターネット予約400円・空港カウンター予約600円です。
各種手数料
予約手数料
インターネット予約は手数料が無料ですが、電話または空港カウンターで予約する際は1,000円の予約手数料がかかります。
LCCはインターネット予約が基本となります。
支払手数料、国内線旅客サービス施設使用料
支払手数料は、クレジットカードまたはコンビニ決済の際に430円かかります。国内線旅客サービス施設使用料として、大人380円・子ども190円がかかります。
機内販売
国内線に機内食やホットミールはありませんが、イタリアのカリアーリコーヒーはインスタントではなくドリップコーヒーです。お代わり自由で100円という嬉しい価格です。
佐賀名産の嬉野茶も100円で楽しむことができます。
また、就航都市の佐賀銘菓「丸ぼうろ」や広島ブランド「からす麦クッキー」なども販売しています。
まとめ
日本国内の就航路線は少ないものの、高速バス並みの料金で飛行機移動をすることができます。
中国資本の会社なので、中国色が不安という声もありますが実際に働いているパイロット・客室乗務員は全員日本人で日本色のサービスを提供しています。
荷物を最小限にまとめれば最安値で利用することができます。
機内販売で就航地の銘菓を楽しみながらお得でスマートな空の旅に出かけましょう。