ベーシックエコノミーとは?
ベーシックエコノミーとは欧米の航空会社を中心にLCCに運賃で対抗するために導入された新しい運賃です。
運賃の内容については各航空会社間で異なりますが一般的なエコノミークラス運賃から、預ける手荷物と座席指定を除いた運賃と考えてもらうとわかりやすいかと思います。(ユナイテッド航空ではこれに加え、機内持ち込み手荷物も有料)
また、変更やキャンセル、アップグレードが認められていないという点も一般的なエコノミークラス運賃と異なる点として挙げられます。
エコノミーと同じ点は?
機内エンターテイメントや機内WiFi、ドリンクやスナックのサービスなど畿内のサービスについては普通のエコノミークラスと同じものになっています。
また、エコノミークラスとエコノミーベーシックで座席に違いはなく、スペースなどは全く同じです。
LCCとの違いは?
上にあげた機内サービスについては大手航空会社レベルとなっており、LCC以上のサービスを受けられます。
また、大手航空会社のため都心部に近い空港を利用している点、大手航空会社専用ターミナルを使用する点などでもLCCと異なります。
さらに、マイルが貯まる、上級会員特典が使えるなどのメリットもあります。
どんな人におすすめ?
一人旅などで座席指定が必要ない場合、直前購入でキャンセルが確実に発生しないとわかっている場合などに購入するのがおすすめです。
ちなみに、米国内の国内線では(サウスウエスト航空を除く)全ての航空会社が預ける手荷物を1つ目より有料化していますので、預ける手荷物の有無では決める必要はないかと思います。
そもそも、この運賃を選ぶ人は特に航空会社を選ばず、LCCや大手航空会社の垣根を超えて、最安値の航空会社を選ぶ方だと思います。
LCCよりも低運賃で販売される場合に、この運賃ははじめてその価値を発揮するのだと思っています。